君に恋することⅠ-未来-

クラス替え【篤希編】

目の前で鈴夏は拗ねてる。




その後ろ姿が
とても愛しい。



抱きついて…
“ごめんな?”って耳元で囁いてやりてぇ。





けど…それだけじゃ鈴夏は許さないはず。




キスを欲しい…って//
俺の気持ちも考えろよ?
軽いキスならいつでもしてやる。




けどよ??
俺的に軽いのは…物足りねぇ…。






いくら名前を呼んでも
振り向かない鈴夏。




「拗ねてんの?」
「…。」
「じゃぁ~…他の女のとこ行くかな」






ボソッと呟いてみた…?
が異変無し。




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