君に恋することⅠ-未来-
「ほんと可愛いじゃん」
「ぇ…」
「そそるんだけど!」
「久しぶりだよな」





3人の会話が理解できない。



3人のこと…
あたしは知らない。






「ちょっと来てもらうよ」




1人の男から腕を握られ、
あたしは…今更恐怖を感じた。




「は、なしてっ」
「ごめんね?無理なんだよ」
「い、やっ!」






精一杯腕を払っても
男の力に敵うわけない。





近くの空き地へと連れてこられた。





「お願い!や、めて」
「無理無理」
「嫌だ…」




篤希助けてっ。
怖いよ…怖い…。



< 37 / 77 >

この作品をシェア

pagetop