君に恋することⅠ-未来-
力いっぱい押し倒され、
あたしは尻餅ついた。





「さっさと始めようぜ」
「そうだな」





3人の中から笑顔は消え、
上からあたしを見下ろす瞳は…真っ暗だった。






1人の男から跨れ、
気づけば服がはだけてた。




「嫌っ!」
「お前口抑えてろっ」
「ん~…っ」






なにしてんだろ…あたし。




真上にある夜空は
いつもと変わらずにあった。





もう…駄目だ。
そう決心した時…
聞き覚えのある声が聞こえた。





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