『愛してる…先生』
ブスっとした顔で美恵子は話を続けた。

『今日の午後、出張で私はいません。その代わり、青山陽介先生がいらっしゃいます。迷惑をかけないように!!』

アタシは隣の席の三紗子に話しかけた。

三紗子とは小学校からの大親友だ。
唯一、全てを話せる友達だ。

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