恋花
「それでは出発しま~す」

はぁ...
暗くて嫌だな...

「じゃあ1組から行くぞ~!!」

やっぱクラス毎なんだ...
大生と一緒に登りたかったな...



「はぁ~~~~~~~~~~
 疲れた~~~~~~~~~」

「おいおいまだ登り始めて3時間だぞっ!!」

じゃあ優奈は
先生よりも老いてるんじゃない!?
(↑やけくそ(笑))

「じゃあ~~~
 そろそろ休憩~~~~」

やったーーーーーーーー
いっぱいお茶飲んどこ~♪♪

「よぉ!!優奈!!」

ぶはっ!!
思わずお茶を吹いてしまった。

「何で大生がここにいるの!?」

「ん?優奈が死んでるって聞いたから
 元気づけに来てやったんだよ(笑)」

「いやいや!!順番勝手に変わっちゃだめだって!!」

「んじゃ...」

行っちゃうのか...

「先生~!!俺、優奈支えながら行くで
 先歩いとくよ~~~」

............!!
まぢ!?

「先生に許可とったし
 これでいいだろ!?」

そう言って大生は笑った。

笑顔には負けた...。
ずるいよ...

「.....うん。
 ありがとね」

「いいって!!
 一緒に頂上まで行こうなっ!!」
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