恋花
「はぁぁぁぁぁぁぁ
 意識がなくなってくる....」

頂上に近づくにつれ、優奈は少しずつ
≪高山病≫と言うものになっていった。

「優奈、大丈夫か??」

「ん...??平気だよ...」

あれ...??
目の前が真っ白だよ??

「...奈っ!!優奈!!」

ん...??

「っっ!!
 何で寝てるの??」

「お前高山病で倒れたんだぞっ!?
 大丈夫か??」

優奈は高山病で倒れたらしい。
そこで10分間ほど眠っていたらしい。
その間、皆は十分な休憩をとっていた。

「優奈はもう大丈夫だよ。
 出発しよっか!!」

そう言ってリュックをしょった。

「俺が持ってく。」

「え...?」

「また倒れたら困るから
 リュック.....
 俺が持ってく」

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