二人だけの秘密
全然寝れない!

寝れるわけない。



澤辺さんは腕枕をしてくれてたけど

私は寝ることに徹しようと

「暑いんで。。すみません」

そう言って腕を抜いたの。



そうすると

澤辺さんは私の頭をなで始めた。



一体。。。

どういう心境なんだ?



私を寝かしつけてくれてるのか!?

親心みたいな感じ?



完全に私の頭の中はぐっちゃぐちゃ。



どうしていいかわからなくなった私は澤辺さんに背を向けた。



頭をなでてくれる澤辺さんの手。

大きな手。

凄く心地いい。



でも変だよね?

なんでこんな事になってんの?



私は澤辺さんの表情を確認する為

思いきって体の向き澤辺さん側に向けた。

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