二人だけの秘密
ベッドでまったりの余韻もなく・・・。

新幹線の時間もあったから
いそいそと私達はホテルを出たの。

澤辺さんが私を駅まで送ってくれる。

地下に続く階段。
この階段を下りれば駅だ。

澤辺さんと階段を下りていると
踊り場のところで
急に壁に私を押しつけて
キスをしてきた。

こういうドキドキすることを
澤辺さんはしてくるの。


女のドキドキするツボ押さえてるのかしら・・・?
こういうことをされると
嬉しい半面。
慣れてる感もあって悲しくなったりもする。


「また連絡するから。」

「はい。待ってますね。
今日はありがとうございました。
気をつけて向かってくださいね」

そう言って私達は別れた。




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