二人だけの秘密
「どうしよか・・・これから?」
「他に何かありますか?」

「う~ん。言ってもここ田舎だからね(笑)」
「ははっ」

車は段々と市街地へ向かっていた。

時刻はもう21時になろうとしていた。

「戻りましょうか?ホテルに・・・」
私が言うと
「そうだね。そうしようか」
車はホテルに向かった。

「駅前の駐車場に止めてくるから
先に部屋に戻ってて」
澤辺さんは私をホテル前で下してくれた。

私は部屋の番号を伝え
部屋に戻った。


あーーーーーーーーーーーーー。
またドキドキだ。

私は部屋の中で落ち着かずに
つけていたTVも上の空だった。

数分後。

トントン。
部屋をノックする音。

澤辺さんだ!
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