モデルの秘密~ダイスキ~

そして始まった、レッスン。


「ほら、そこ違う!」

「はい…」



そうとうな音痴…って訳じゃないらしいけど。
曲を出すレベルと考えると大変だって、先生が言ってた。



「ん~
大分上手になったけど、やっぱり基礎が大切だからね。
とりあえず、1つ1つの音程が取れるようにならないとね。」

「はい。
…レコーディング、来週なんですけど。
大丈夫ですかね?」




ホントに、心配。
皆歌上手だし。
私のせいで、迷惑かけちゃいそうだもん…



「そうやって言ってたら、絶対ダメね。
もっと自身持たなきゃ。
捺羽ちゃん、歌うの上手になったから。
ね?これだけ頑張って、心配することはない!」

「そうですよね…!
頑張ります!!!」
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