モデルの秘密~ダイスキ~

「お~い、どうした?」

「…え?」

「大丈夫?」


美喜によると、かなりの時間ボーっとしていたらしい。




「珍しいね、仕事中でこんな顔してるの見たことないし…悩み事?」

「そんな感じかもね。」

「これ終わったら、私とデートね!」

「うん、わかった。」




ここでは話せないのとだとわかってくれて、しかもデートという相談に乗ってくれるみたい。
このままのテンションで撮ってもらうのは失礼だから、ちゃんと切り替えて、残りの2つを撮った。




「お疲れ様で~す!」

「お疲れさまでした。」



まだ撮っているスタッフさん達とモデルの子に挨拶をして、ファミレスに来た。
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