私とあなたのMemory
え・・・ヤバ。
私寝てた?
「廊下に立ってろ~!!」
先生の声が響く。
ビクっとなり、立ち上がる。
すると、もう一人立ち上がった人間がいた。
ゲっ・・・黒木。
「今井も、授業中寝たりするんだね。」
最悪。
また、2人で廊下に立たされたし。
でも、今回ゎ黒木とは1回も喋らず沈黙が続いていた。
黒木は、立ったまま寝ていた。
・・・・。
よく寝れるなぁ。
器用だね。
ぼーっと黒木を見ていた。
キーンコーンカーンコーン
授業終了のチャイムが鳴った。
「あ~終った~」
ぐーっと背伸びをすると、
奈々が教室から出てきた。
「お疲れののか。」
「うん。」
「次、教室移動だよ。」
「行こ。」
教科書とノートを持って、私は教室を後にした。
その時、一瞬黒木の姿が目に入った。
私を、見ている。
目が合った途端、私は視線をそらし少し小走りになった。
「どうしたの?」
後を追いかけてくる奈々。
「あ、なんでもない。」
確かにさっき、黒木が私を見ていた。
なんだろう。
この複雑な気持ち。
なにか、言いたげだったな。
私はひとつ、深く深呼吸をした。
私寝てた?
「廊下に立ってろ~!!」
先生の声が響く。
ビクっとなり、立ち上がる。
すると、もう一人立ち上がった人間がいた。
ゲっ・・・黒木。
「今井も、授業中寝たりするんだね。」
最悪。
また、2人で廊下に立たされたし。
でも、今回ゎ黒木とは1回も喋らず沈黙が続いていた。
黒木は、立ったまま寝ていた。
・・・・。
よく寝れるなぁ。
器用だね。
ぼーっと黒木を見ていた。
キーンコーンカーンコーン
授業終了のチャイムが鳴った。
「あ~終った~」
ぐーっと背伸びをすると、
奈々が教室から出てきた。
「お疲れののか。」
「うん。」
「次、教室移動だよ。」
「行こ。」
教科書とノートを持って、私は教室を後にした。
その時、一瞬黒木の姿が目に入った。
私を、見ている。
目が合った途端、私は視線をそらし少し小走りになった。
「どうしたの?」
後を追いかけてくる奈々。
「あ、なんでもない。」
確かにさっき、黒木が私を見ていた。
なんだろう。
この複雑な気持ち。
なにか、言いたげだったな。
私はひとつ、深く深呼吸をした。