星彩の涙
俺はまるで何かにとり憑かれたように、ただ机に向かっていた。



これまでの大学生活、計三年間は一体なんだったのだと、母親に訴えられる画も頭に浮かんだ。

一瞬我返った時に、よく思っていたのだ。






そんな日常が、一週間と一日前まで続いていた。


何も感じずに、ただペンだこを潰す毎日。









あぁ、さようなら……。




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