童顔教師の甘い誘い
「ぅわっ!湊!どっから沸いて出たんだ。」
「ひどいですねー。人を虫みたいに。」
「え?違ったの?」
「玉子焼きもーらいっ!」
「あぁーっ!」
「奏が俺を苛めるからですよ。」
「だからって湊!あたしの玉子焼きをー!!」
「ん?あげましょうか?口移しで♪」
「うわ、昼間から汚い事言うな!」
「汚いとはなんですか!」
「あははー...。奏、あたし先に戻ってるねー...。」
「あっ!麻友ー!!」
「ばいばーい♪」
「ばいばいじゃないっ!麻友行っちゃったじゃん!」
「いいじゃないですか、別に♪」
「はぁ...じゃ、あたしも戻ろ...。」
「あ、今日も理科室ですよ?」
「...わかってるよ。」
「よし、いい子ですね♪」
そう言うと湊はあたしの頭をなでた。
一瞬、顔が熱くなった気がした。
ありえない、絶対にありえない。