童顔教師の甘い誘い
----補修1日目ーーーー
ガラッ
「おっ。やっときましたね」
「ぅわー、本当に湊だ。」
「んふふっ。なんですか?目の前の美青年が美しすぎてまだ信じられませんか?」
うざっっ!!キモッッ!!
「どーやったらそんなにナルシストになれるんですかー?」
「あら、こんだけ美青年だったら誰でも惚れますよ?」
「へー、ふーん。」
「興味なさそうですね。」
「まぁね。」
湊のことなんて元々興味ないし
「まぁとりあえず、はい。」
「何これ?」
「プリント。」
「えぇ~!?湊が授業するんじゃないの~!?」
「しません。保健体育の授業だったらいくらでもしますよ♪」
「それは何?どういう意味で?」
「ご想像にお任せします♪」
「湊なんかひ●らし風に殺されちまえ。」
「またそんなマニアックなアニメを...。」
「湊!」
「はい?」
「わからない!」
「第1問目からですか!?」
「うん。」
「そりゃ赤点取るわけだ。」
「うっさい。」
鼻で笑ってる・・・
死んでしまえ。
「答え見なさい、答え。」
「うっわ、適当だぁ。」
「俺だってサボりたくなりますよ。」
「先生がそんなのでいいの?」
「奏から初めて『先生』って聞いた気がする。」
「高校生になって初めて言った気がする。」
「あ、やっぱりですか?いいや。さっさとやっちゃってくださいね。」
「りょーかい。」
はぁ~
かったるい・・・・・。