童顔教師の甘い誘い
ーーーー補修2日目ーーーー




ガラッ

「おっせーよ!!」


「だって、クリスマスくらい補習なくてもいいじゃん!!」


「奏が早く終わらせればいいんですよ。終わったらご褒美あげますから。」


「もぉー....。」


「はい、今日のは簡単ですよー。」


「はぁ.......。」


またプリント

嫌々ペンを動かす。

この人は・・・・・。


===30分後===


「終わった.......。」


「あら、早い。」


机に頭を乗せて湊のペンの音だけ聞いている。


「あっ、」


「!!....なに?」


「全問正解。」


「ホント?」


「本当。」


「よっしゃ!」


「んじゃ、行きましょうか。」


「へ?」


「ご褒美。俺デートですよ♪」


「あー.......断るの13人目になるけどいい?」


「奏に拒否権はないですよ。」


「はっ?」

「さ、行きましょ。」



湊はあたしの腕を掴んで職員室まで行って、『お先に失礼しまーす。』


と言い、あたしを自分の車に乗せた。








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