いちごキャラメル




席に着いても



理帆がこちらに来ても。





結局話しだせない自分がいた。




もう…今まで何度も練習した。




それを口に出せばいいだけなのに。










…なんでぁたしはできないの?





問いかけても




答えなんか出るはずもなく。




ただ、悔しさを抑えるのに




必死だった。




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