いちごキャラメル





ふと、携帯を見る。





侑貴クンからの連絡は




当然なくて。




悲しくなった。







でも、




ぁたしはある人への





メールを書き始めた。





『ねぇ、理帆はぁたしのこと



いつから嫌いだった?



あの時?それとも出会った日から?



今のぁたしの何が嫌い?



ぁたしは理帆を許さない。



でも、理帆もぁたしを



許せないんでしょ?



少しでいいから教えてほしい。』





理帆宛てのメール。




もちろん、送れない。




そのまま保存。




画面に映し出される




『保存しました』




の文字。




まるで、ぁたしに、




『本当に出さなくていいの?』




と聞いているようだった。






< 124 / 150 >

この作品をシェア

pagetop