いちごキャラメル




 ぁたしは




 侑貴クンに会えた嬉しさと




 ぁたしのイケナイ気持ちへの罪悪感を




 もちながら




 足早に理帆のもとへと帰った。




 「燐ー!遅かったぢゃん」




 心配したように眉をひそめる。





 「ごめん。実はさぁ―――」



 
 ぁたしの夢のような




 長い長い話が始まる。




 「すごいぢゃんッ」





 「秘密だよ。ぁたしたちの。」





 「うん!」





 今日はなんだか、




 いい日だな。


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