いちごキャラメル





 ぁたしは知らなかった。





 侑貴クンの思いを。





 「あの子…」




 走り去る



 ぁたしの背中を目で追っている。



 侑貴クンの携帯の画面には








 ぁたしの携帯の番号があった――――
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