いちごキャラメル




 遅刻だけは嫌なので、




 ぁたしたちはとりあえず教室に


 

 向かった。



 それまでの長い沈黙。



 理帆はいったい何を言いたいの?



 ぁたしは侑貴クンのこと…



 どう話せばいい?


 
 親友なのに、隠し事っていけないかな?




 授業中もこの言葉が頭に浮かんでくる。




 誰かに答えてほしかった。




 ぁたしだけでは解決できないこと。




 そう、分かっていたから。





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