いちごキャラメル
「燐?大丈夫?」
「えッ?」
「ぼーってしてたよ?」
「あ、ごめん…」
ぁたしが今誰といるかって?
…理帆だよ。
侑貴クンには言えてないけど
理帆にも断れないし。
今日の理帆、おかしいもん。
「あ、侑貴クン?」
少し先に侑貴クンの可愛い姿が見えた。
「燐…え?」
理帆の声に反応して
こちらに気付いた侑貴クン。
でも、理帆が目の前にいて
びっくりして言葉を詰まらせる。
「燐の親友の理帆です!」
「え?燐、どうして…?」
完全にパニックになってる。
そりゃそうだよね…。
ぁたしは、侑貴クンを連れ出して
事情を1から説明した。