いちごキャラメル



 
 「もちろん、理帆にも」





 「最近…学校行ってないんだろ?」




 「…うん」



 
 素直に返事をする。




 その瞬間―――




 侑貴クンの匂いに…





   侑貴クンのぬくもりに…





 ぁたしは包まれた。




 「え?」




 2人の半そでのTシャツから出る




 腕が…そっと触れ合ってる。





 ドクン――



  心臓が大きく鳴り出した。





 真夏の暑い時期で、ただでさえ暑いのに




 余計、ぁたしの体は




 どんどんと暑くなっていった。









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