天使が舞い降りた。
俺の中で、今回の曲のイメージは凜のような女子高生だった。
芸能界の場慣れした子ではなくて、どこにでもいそうな子。
それでいてクラスメイトの憧れであるような可愛い子。
…そうだ。
きっと初めて彼女を見た時、俺は思ったんだ。
もし自分が高校生の時に出会ってたら、ドキドキしただろうな~って。
俺はさっきの不思議な気持ちを打ち消して、
自分自身をそう納得させることにしたー。
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「ずいぶん楽しそうね。潤くん」