天使が舞い降りた。




俺は反射的にその場を後にしてしまった。
 
酔いのせいじゃなよな?

確かに今、俊介が凜にキスをー。




俺は動揺したまま毛布に潜り込んむ。

その少し後に、凛がこっちの部屋に走ってきた。

自分の荷物を持って玄関から飛び出していく。

そして、それを追いかけて走っていく俊介。

まるでドラマのような光景。

俺は寝てるフリをして、その一部始終を見守る。


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