君色

…きいろ



あたしは美鈴と別れたあと
自分の教室の場所を探していた。

――ドンっ――――

その音と共に
あたしは床に倒れこんだ。

「いてて…」

声の方を見ると
男の人が倒れてた。

「す…すいません!」

あたしはとっさに謝った。

「あ、あはは!大丈夫。」
男の人は笑った。

なんか…カッコイイかも。

あたしはそんなことを思いながら
教室に行こうとして立ち上がろうとした。
< 7 / 18 >

この作品をシェア

pagetop