ねじれ愛 ~真っ黒な純心~


気づけば久しぶりに二人で笑った

いつも龍平は疲れた顔をしていた


『純白のドレスで
お色直しはひまわりのドレスにしよう』

龍平が雑誌を見ながら言った


本当に本当に
そうなるのなら
結婚式が出来るのなら
私は着たい
純白のドレスにひまわりのドレス

そして明るいひまわりに負けないくらい
笑顔で幸せを感じるの

< 69 / 168 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop