ねぇ‥好き。
――――――――――‥
京祐が部屋から
出て行ってからしばらく経つ
少し疑問に思って
ドアに手をかけようとした時、
いきなりドアが開いた‥
少しびっくりしていたら
京祐が誰かを連れて
部屋に入ってきた。
戸惑いながら、
京祐に話しかけた。
「‥京祐‥だれそれ?」
京祐はまってましたかのように
少しハイテンションで
話しかけてきた。
「あっ、こいつはアレだ!俺の連れ!」
「いや、それは分かるけど」
「コウって呼んでやって☆」
「あのさ、あたし帰ってい?」
「は?!だ、ダメ駄目!」
「だって真麟、寝てるし‥暇なんだよね」
「いや、まぁ座れって♪」
京祐の変な説得で
あたしはまた隅っこに
座り込んだ。
それに安心したのか
京祐はコウって人を
半ば引っ張りながら
部屋に入れてた。
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