逢いたいよ…。
外の景色に見とれていた私の肩を中嶋くんがシャーペンでつつき、チクンとした。


びっくりして振り返ると中嶋くんが、

『ちょっと…。放課後残ってもらっていい?話したいことがあって…。』
と、いつもの中嶋くんらしくない言い方で言った。


私はなんだろう?と首をかしげながら、

『全然いいよ。どうせ部活に入ってないし。』

『マヂで!?じゃあさ、教室で待ってるから!』

と言って、いつもの笑顔に戻った。


そんなに嬉しいの?と不思議に思っているうちに、協議会は終わった…。
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