逢いたいよ…。
でも…。これから私がどんどん変わっていくなんて、誰も知らなかった。

もちろん、この私も…。


悲劇の始まりはあの委員決めのときからだったのかもしれない。


「それじゃあ学級代表に立候補したい人~。」


先生がクラスを見回しながら言った。


「立候補する人なんていんの?」


私は彩夏に問いかけた。


「ん~。多分いないだろうね!」


彩夏も半笑いで言った。


そのときだった。
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