ボーイ&ガール
「稜様、霞様。着きました。」
「あ、うん。」
いつの間にか着いてた学校。
「行ってらっしゃいませ。」
「は~い。」
運転手さんに別れを告げて、校舎に向かう。
「でも稜にも知らない人とかいるんだね。」
「失礼だな。」
「だってそうでしょ?」
「俺は別に他人に興味が無いだけ。」
「ふーん。」
何か意外…。
稜って交友関係広そうなんだけどな~
「あれだよ霞ちゃん!稜は自分が1番だから下の奴に興味無いだけ。」
「まさかナルシスト!?」
「チゲーよ。」
稜って不思議な奴だったんだ…。