ボーイ&ガール
まぁ、祥也が言ってる事は正しい。
確かにここは祥也の店。
「なぁ稜。お前百合と付き合ってんの?」
「…訳ありで。」
「ふーん。詳しく聞かせろ。」
そう言う祥也は何故か笑ってて、楽しい物を見つけたような表情だった。
ある意味、身の危険大。
「人生豊富な雨宮祥也様が相談のってやるぞ。」
「…………」
祥也に相談すると見返りがありそう…。
でも、もう自分じゃわからない。
親父に相談とか無理だし、酒田や種村は論外。
秋チャンになら更にややこしくなる。
「実は……」
俺は祥也に話出した。