ボーイ&ガール

「なぁ…早く行かねぇと始業式始まる。」

「あ゙ー!」



もう周りには誰もいなくて、あたし達5人だけだった。



ヤバいヤバいっ!



「走ろ!!」



取りあえず教室まで走る。



後ろにいた百合と稜が話してるのは気にしないふりして。



「あ、生徒会長って新になったらしいな。」

「今さら!?」

「だって俺達集会とかサボってたから。」

「それに俺達はどちらかと言うと稜になって欲しかったしね。」

「そうそう。稜ならまだ自由に過ごせるのに…。」



稜?まさか有り得ないでしょ!



稜は絶対生徒会長とかしないもんねー。



< 280 / 400 >

この作品をシェア

pagetop