アイの伝え方【短編】
「ふぅ・・・優等生って疲れる」
澄んだ空の下を、一歩一歩同じ歩幅で歩いてく
友達はみんな部活
部活するくらいなら、もっと綺麗になる勉強しろっての!
あ!私って腹黒い女(・∀・)

―――ワンワン!

「え!?犬?」
見渡しても犬なんていない

気のせいだよね・・・?
ふと下を見ると、かなり怒ってる犬が私を見ていた

―――バゥバゥゥヴァン!!(どけやそこのクソ女!!!)

「え!!!や、ゴメンね・・・★」
って、こんな所で極上のスマイルせんでいいやろ!
自分で自分をつっこんでるし・・・

―――バゥバゥゥゥゥ(お前何ひとのシッポ踏んどるんやぁ!ただじゃすまさんぞぉー)

なんか吠えてる言葉と思ってる文の量、違いすぎません??
ってそんなコト思ってる場合じゃない!

こんなトキは・・・・

「逃げろおぉぉぉーーーーー!」

―――ヴァゥヴァゥヴーーー!(まてやオラァ!逃がさんでぇーー)

ヤバイ・・・いくら体育が5だからって追いつかれる!!!


ドサッ・・・・・

石につまずいてんた!あかん!噛まれる・・・

「おい!野良犬!何してるんや!」

え?誰??もしや王子様!!
おぃおぃ・・妄想激しいよ・・・

「もう大丈夫やで!ケガしてえんか??」

「はい!大丈夫です!」

あ・・・格好いい♪ちょっと色黒で白い歯で
身長高くて・・・野球少年って感じ?

「どうした?ボーってして」

「いえ!なんか、格好いいなぁって思って」

「・・・!変な奴やのお前(・丱・)ー3」
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