冬城町新年会2009→2010
流石にこれには姫羅木さんも面食らった。

投擲しようとした狐火を防御に使い、飛来する氷の刃を蒸発させる!

その隙に。

「    っ!」

紅霊は更なる攻撃を敢行する。

今度は半透明の風の刃!

三日月形の不可視の刃が、姫羅木さんを両断しようと迫る!

「くっ!」

空中で身を翻し、その刃を間一髪回避する姫羅木さん。

…紅霊の攻撃は奇妙なものだった。

何やら聞き取れない、発音も真似できないような言葉を口走ったかと思うと、突然氷や風を発生させ、姫羅木さんを攻撃してくるのだ。

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