読んだら死ぬ 本
私は続いて、戒さんの家を尋ねた。

「ピロロロロ…凸凹図書館です。」

まだ若い美しい女性が出てきた。

「すいません、凸凹図書館です!戒興造さんいますでしょうか?当図書館をよくご利用で、今日はご挨拶に伺いました」

私は、適当に話しをし、興造さんの現状を聞き出す事にした。

「…興造は亡くなりました」

「そうでしたか…戒さんとは何度もお会いしてました。どうして、亡くなられたのですか」

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