女王様はメイド様?!①【完】
注目の的になっている張本人と


ばっちり目が合ってしまった。


っ/////


予想外の出来事にあたしの胸は


いつになく大きな音を立て騒いでいた。


なんで…あたしただ目が合っただけなのに


ドキドキしてんだろ。


やっぱあたし変だ。


注目の的の美少年は


視線をそらすことなくあたしを見つめている。


いや、気のせいだよね…


あたしってこんなに自意識過剰だったっけ?



「唯、はやく行こ。」

視線に耐えられなり


あくまで冷静をよそおいもう一度唯に声をかけ、


足早にその場から立ち去った。


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