女王様はメイド様?!①【完】
「っで……」


「っでって?」



覚えてないのかよ…


「あいつにどこ触られた?」


「太ももとか胸とか?」


なんでそんな平気そうに言うんだお前は。


おれは腹が立ったけど
あいつに触られた由凛が嫌だったから


あいつが触ったとこ全部…


いや、それ以上に由凛に触れた。


いつもならもっと嫌がんのに



今日は抵抗しない……



それっておれを受け入れてんのか?



やばい…



さっきまでないてたから由凛の目はうるうるしてて


自分では気づいてないかもしれないけど


かなり上目遣いだ…



こんなの誰が見たって襲いたくなるだろ…


こいつのこんな姿見ておちねえぇ男いないだろ。



そんな目でオレをみんなよ。


止まんねぇから。



どこか色っぽくて…可愛い由凛。







おれの理性は限界だった。



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