女王様はメイド様?!①【完】


だからこの辺でやめようと


由凛の首元にキスマークをつけてはなれた。


キスマークって…


我ながら独占欲強いな。



ふとみると


もの欲しそうな顔をしている由凛。


おまえ…誘ってんのか?



だからおれは言った


自分の理性を保つために。



「もっと抵抗しなきゃつまんないじゃん
それとも気持ちよかった?」


そういっただけなのに顔を赤らめる由凛。



おい…やめろよ期待させんなよ。




「ありがと…」



おれはそんなひとことに不意をつかれた。


めちゃくちゃ素直なのは…オレの気のせいか?


「あぁまあな。主人として当然のことをしただけだ」


おれはガラにもなく恥ずかしくなっただから

照れ隠しにそういった。




< 125 / 388 >

この作品をシェア

pagetop