女王様はメイド様?!①【完】
あいつといたのか?そんなことを思うと
オレはイライラを抑えられなかった。
と同時に由凛を自分だけのものにしたい、
自分しか由凛をみれないように…
自分だけが見ていたい…
そう思った。
だから家についた瞬間、
由凛にキスをした。
由凛に触れたかった。
キスしているときの由凛の顔はほんのり赤らんでいて
オレを見る目は自然と上目遣いになっている。
可愛くて、キレイで…
愛おしくてしかたなかった。
たった数日でこんなにも溺れてしまうなんて。
我ながらなさけない。
それくらい好きと自覚することってのは
すごいことなんだっておもった。
漏れてくる由凛の吐息がオレの理性を揺さぶる。
おれの理性は完璧に崩れかけていた。