女王様はメイド様?!①【完】
居心地が悪いけど、

こんな天気のいい日に日向ぼっこなしとか
ありえない…


ぽかぽか気ままにのんびりすごしたいもん。



だからあたしたちはちょっとイライラしながらも
お昼ごはんをたべた。



「あ~やっぱり愛庭はいやだわぁ
絶対彼氏作るんだからっ!」



逆に刺激を受けたらしい唯は一人で燃えていた。



「確かに愛庭ってわたしたちにとって酷ですよね」



「うん…まぁ」


やっぱり3人とも
愛庭にいるのがそーとーきつかったらしい…



あたしたちのはそーとーげんなりしていると思う。


なんかエネルギーを吸い取られた気分だ。


それくらい『愛』のパワーは恐ろしいと思った。


恐るべし…愛庭……


アデュー…



さらば愛庭…また会う日まで…




なんて頭の中で甘くすっぱい青春ストーリが
繰り広げられていた。


お昼ごはんが終わったあたしたちは

お互いやることがあったから分かれることになった。


あたしは…


図書館行こ…


久しぶりだなぁ。



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