女王様はメイド様?!①【完】
とりあえず考え事の整理をつけ


教室に戻った。


予想はしていたけど、まさかこんなに…


あたしは苦笑いを浮かべていた(心の中で)


なぜかって?


隣の席の美少年の周りにはうじゃうじゃと


取り囲む女子の群れ。


あーこゆーのいちばん嫌い。


見ててイライラするんだよね。


なんか媚ってるとことか、
一生懸命相手を褒めるとことか。


そーして休憩時間になるたびに
そんな光景をみていた。


見たくなくても目に入ってきて


すんご~~~~~っく迷惑だった。



今日の授業集中できなかったなぁ。


今は終わりの会の前。

あと5分くらいで始まるかな?



だって一日中女子のキーキーした声聞いてたら


誰だっていらいらするよ。


あたしのイライラはピークに達していた。






そんなあたしのイライラを紛らわしてくれる


天使が来た。


「由凛~ちょっとこっち来て♪」


天使は美化しすぎた?笑


唯があたしを呼んだ。




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