女王様はメイド様?!①【完】
「そんなに嫌?」
「絶対に嫌だ」
「はぁ残念。」
「お前こいつがすきなのか?」
「大っ好き♡」
「はぁ…まじか…」
「翔いつか絶対…「断る」
またまた断られてしまった。
でもいいもんっ
いつか絶対着せてやるんだから♪
「お前キャラ変わりすぎ…」
「え?なにが?」
「カウンター行くぞ」
あたしはそれからまじめに翔とお勤めを
みっちりしたのでした。
なんか翔の前でオープンになってしまったなぁ。
でもまぁ翔には一回見られてるからもういいもんね。
って開き直っちゃってるあたし。
客一人としてこないこの店はBGMが流れているだけで
しーんとしてる
あたしたちの会話はなし。
横目で翔を見てみると
さっき以上に不機嫌オーラがすごかった。
あたしなんかした?
なんでそんなに不機嫌なのよ。