女王様はメイド様?!①【完】
それから10時になり
あたしたちはお勤めを終了した。
「どこ行くの?」
なぜか向かう先は翔の家でもなく
あたしの家でもない方向…
「ねぇ…」
あからさまに不機嫌になってしまった翔。
あたしどうすればいいんだろう?
なんかちょっと怖いし…
「ちょっ…?」
あたしたちが行く先は…
ラブホ……?
なんで??
なんで急にそうなんのぉ?!
翔の考えてることがさっぱりわからない。
あたしの手をぐいぐいひっぱって
部屋に入った。
不機嫌オーラバリバリの翔に抵抗するのが怖くて
おとなしくついていった。
いかにもってかんじで…
すっごいピンクだ…
あからさまに…ピンクだ…
「きゃっ」
「ちょっと翔っ!」
翔はあたしを押し倒した。
「ねぇ急にどうしたのいみわかんない!!」
じっとあたしを見つめてくる…
その目が冷たくて…
翔じゃないみたい…
「んっ…ふぁ…」
あたしの言葉を無視してあたしに覆いかぶさった。
いつになく強引で…
なんか怖い…
「ゃ…しょぉ…」
翔の手があたしの服の中に侵入してきた。
その手を止めてもあたしの手をするりと抜けて…
「ちょ…やめ…んんっ」
ブチっ
何の音?
えぇえええええ!!
「ちょ!!!ちょっんん」
ブラのホックをはずされた。