女王様はメイド様?!①【完】
それでオレは駅の近くをふらふら~


と適当に歩いていた。


ブーブーブー

携帯の音だけがシンっとした道に響いていた。


ピッ


「あっ!もしもし翔?あのさ、こっちきたばっかりで悪いんだけど、今週のジャンキー買っといて!」

ブチッ


プープープー……


くっそ。


人をパシりやがって。


オレの兄貴、瞬からだった


オレの兄貴はあんまり公開したくはないが、


ヲタクなんだよな…


顔はカッコいいのに…


っていっても彼女居るけど。


まぁオタクってことに対しては
反対とかするつもりはない。


でもオレを使ってコミックを買いに行かせるのは


正直やめてほしい。


正直じゃなくてもやめてほしい。



結構、買いに行くの恥ずかしいんだよな。


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