女王様はメイド様?!①【完】
俺の前に立っていたのは


あの岡本由凛っていうオレの笑顔に何も


動じず、クールでツンツンした奴だったやつだった。


そしてオレが今まであった女にはひとりも


いないタイプの女だった。



一瞬意味がわからなかった。


一瞬どころかしばらく意味がわからなかった。



ほかにもう一人誰かいるんじゃないかとって
目を疑った。


だってクールでツンツンなあいつが


マンガについて熱~くかたって、

感想言って、


意見を言い出して…



腹チラキュン死に…?!


オレは夢見てんのか?


いや、これは夢なんかじゃないはずだ。



なぜかオレは自信があった。


なぜだかはわからない。



でもこれは夢ではない、と。



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