女王様はメイド様?!①【完】
あたしの顔のすぐ近くに偽王子こと早見翔の顔。






岡本由凛 高校2年


今、絶体絶命の危機到来っ



奴の顔がどんどん近づいて来る。


体を押し倒され馬乗りされているあたしは

当然身動きできない。


じたばた動くあたしを軽く片手でとめてきた。





あーもう逃げれないな。



心のどっかであたしはそう思った。


どんどんアップになる奴の顔を



ぎゅっと目をつぶってあきらめることにした。






















「襲われると思った?」











「/////////っ~~」





奴は耳元で囁いてあたしから体を離した。














ひとりで勝手に覚悟を決めたのが恥ずかしくなって下を向くことしかできなかった。













こいつ…










超ドSだよ!!!!!










< 59 / 388 >

この作品をシェア

pagetop