女王様はメイド様?!①【完】
だってねいまの態勢……はぁ



気づかなかった。


奴じゃなくて翔と向き合ってるあたし…

微妙に前かがみになってる今の態勢。




みなさんおわかりのようにこのエロ~~~~い
メイド服の胸元ぱっくり開いてるっていったよね?


そう。


翔からあたしの胸しっかり見えちゃってるんだ…




「どこみてんのよ」


胸元を両腕で抑えて睨んだ。


「誘ってんの?」


「なんでそうなんの?」


なんなんだ…


このやり取りは…




「おまえ意外と…でかいな……」


んなにおぉおお!


こんのエロじじぃ!


「最低っ!!!!!!」


「変態!」


翔の最後の言葉に
あたしの堪忍袋の限界が来たみたいだ。


そうゆうこと普通いわないでしょ!?


女の子を目の前にそーゆーこと平気でいうな!


ってかんじだよね?



「もう帰る」


ついにキレたあたしはどすどすと音を立て
家を出ていった。

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