女王様はメイド様?!①【完】
あたしは家につくなりベッドのなかに潜った。
ごはんもたべずにただひたすら泣き続けた。
泣いて泣いて…
泣けば今あったことキレイさっぱり消すことができる気がしたから…
その日一晩中泣き続けたから当然目はまっかで
もとから大きくはなかった奥二重の目は開けることが困難なくらいはれて一重になっていた。
そんな自分を鏡を通してみて
惨めで…酷い姿で…
自分ってキモいんだな…って思った。
朝、お母さんと顔を合わせた瞬間お母さんの顔が青ざめたのがわかった。
娘のこんな顔をみればどこの親だって
心配する。
それくらいあたしの顔は腫れて酷かった。
そんなあたしにお母さんはなにも聞かず学校をやすませてくれた。
ありがとぉ…お母さん…
あたしはお母さんに感謝の気持ちでいっぱいだった。