女王様はメイド様?!①【完】
翔は唯と違う意味の…

あたしにとって特別なひと……そう思った。


なにが…特別なのか…

わからないけど。


不安定だった心を落ち着かせることができたから

屋上から教室に戻ろうとした。


そのとき…























「岡本?」









懐かしくて愛おしいような…
だけどどこか切ない…


そんな声があたしの名前を呼んだ。






「だれ?」







えっ?





どうして?



















「なんで?なんで…なんでここにいるの?」






ここにいるはずもない人物がそこにいたから。









その人物をみてあたしは驚きを隠せなかった。







だって…












そのひとは……




























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